2005年12月13日

助成金の不正受給

こんばんは、「午後から社労士」です。

愛知県の建設会社で助成金の不正受給が発生した疑い
がある、というニュースを取り上げます。

(NIKKEI NETより引用)

愛知の建設会社など家宅捜索、助成金不正受給の疑い

 建設会社、日起建設(愛知県愛西市)が教育訓練施設の建設
を巡り、独立行政法人雇用・能力開発機構から約1億5000万円
の助成金を不正に受給した疑いが強まったとして、東京地検特
捜部は13日、日起建設本社や、同社と資本関係のある中堅建設
会社、水谷建設(三重県桑名市)本社など関係先を詐欺容疑で
家宅捜索した。

 関係者によると、日起建設は2002年、建設業の従事者を対象
とした訓練施設を建設するとして、同機構愛知センター(名古
屋市)に「建設教育訓練助成金」の支給を申請。建物は03年に
完成し、建設費や設備費などの2分の1に当たる約1億5000万円の
助成金を受給したという。

 助成金制度は中小企業の事業主が下請け会社の従業員の技能
向上を図る目的だったにもかかわらず、実際には同社は、新入
社員らが対象の研修をしただけだった疑いがあるという。さら
に同社は、本店所在地を訓練施設として建設したビルに移転登
記しており、助成金を本来の交付目的とは異なる使途に流用し
た疑いも持たれている。

(引用ここまで)

この建設教育訓練助成金ですが、雇用・能力開発機構が窓口
ということで、雇用保険三事業の能力開発事業に該当する助
成金です。また、建設労働者の雇用の改善等に関する法律
9条で雇用保険法の能力開発事業・雇用福祉事業を行うことが
できると書いてあります。さらに、この法律、社労士の業務
範囲に含まれています(社会保険労務士法第2条 別表第一)。

記事には社労士が関与した、ということは一切書いていない
ため社労士の関与については不明(むしろ、ないと信じたい)
ですが、一体誰がこのような知恵(というよりは悪知恵?)
を身につけた、あるいは身につけさせたのかが問題になって
くるでしょう。今後の捜査で明らかになってくると思われる
ので注意して見守っていきたいと思います。

それにしても、不正受給か、ということで事業主の皆さんは
相当頭にくるでしょうね(雇用三事業の負担は事業主が負い
ますから)。助成金を受給する側のモラルも問いたださなく
てはならないと思います。


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posted by gogosharo at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 労務関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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