2006年09月01日

社労士2年目&選択形式 社会保険に関する一般常識の【A】

こんにちは、「ゴーゴー社労士」です。

今年の9月1日をもって、開業社労士として登録上は2年目を迎えることになりました。実際には1年前は勤務していた会計事務所で普通に出勤したので、1年経ったという感じはあまりしないのですが、7月危機を何とか乗り越えたことで2年目を迎えることができました。苦しい状況に変わりはありませんが、地道に活動していくことで1年1年を無事に乗り越えていき、ずっと社労士として活動していけるように頑張っていきます。今後もご声援・応援よろしくお願いいたします。

ちなみに、9月22日にもう1回「2年目」を迎えるものがあります。このブログです。この件については当日に書こうと思いますので、しばらくお待ちください。

今日は、社労士試験・選択形式の社会保険に関する一般常識の【A】についての私なりの見解を書こうと思いますが、その前提条件として、あくまでも私個人の見解ということで必ずしも絶対に正しいとは限らないということ、正式な正解は合格発表日にならないと分からないということ、を前もって言っておきます。

下記が問題の文章となっています。

戦後の混乱は社会保険制度にほとんど壊滅的打撃を与えた。 昭和20年には、官業共済組合をふくめて、全国民の約3分の1が【A】に加入していたといわれ、【B】は全国で約1万組合、被保険者約4,100万人に達していたが、昭和22年6月にはわずかに40%ほどの組合が事業を継続しているにすぎない状態であった。【C】もまた財源確保のために【D】の改訂と料率引上げを繰り返さざるをえなかったのである。
ただし、昭和22年に労働者災害補償保険法と失業保険法が制定されたことは、社会保険の大きな前進であったといえる。これに対応して、【C】の給付から業務上災害がのぞかれ、【E】も事業主責任の分離を行ったのは当然である。なお、日雇労働者にも失業保険が適用されたのは昭和24年5月からであった。

選択肢は下記の通りとなっています。

選択肢
1.介護保険 2.国民健康保険 3.年金保険 4.生命保険 5.労働者年金保険 6.国民年金 7.国民保険 8.雇用保険 9.医療保険 10.標準報酬 11.地方公務員共済組合
12.労働保険 13.国家公務員共済組合 14.平均報酬 15.厚生年金保険 16.責任準備金 17.基準給与 18.健康保険 19.厚生年金基金 20.個人年金保険

なお、各種学校の解答速報でも【B】〜【E】は解答は共通している(【B】=2.国民健康保険 【C】=18.健康保険 【D】=10.標準報酬 【E】=15.厚生年金保険)ようなので、これを前提に見解を書きたいと思います。

【B】=国民健康保険ということですが、Wikipediaには次のように国民健康保険の説明が書かれています。

国民健康保険は、主に地方公共団体が運営し、被用者(民間のサラリーマン)の健康保険や公務員等の共済組合などとともに、日本における「医療保険」制度の根幹をなすものである。

私が受験時に使用していたTACの新・標準テキストの別冊直前対策にも「国民健康保険組合を保険者とする任意加入の『医療保険』として昭和13年に成立」と書かれています。

問題文の文脈からも考慮すると【B】に国民健康保険、【C】に健康保険が入っているわけですから、その前に書かれている条件は「医療保険」に関連する記載がないとおかしな文章になってしまいます。選択肢を見てみると「9.医療保険」がありますから【A】に入る言葉は「9.医療保険」以外は考えられないと思います。

これが「3.年金保険」とすると、【B】【C】の答えが年金保険に関連した言葉を入れなければならなくなりますが、【C】は労災法ができたことによって業務上の給付が除外されたという文言からも「18.健康保険」以外の言葉はありえません。ということは健康保険=医療保険ですから、その前に年金保険が入るのは文章としてはおかしくなってしまうのではないかと考えられます。【B】については該当する可能性があるのは「11.地方公務員共済組合」「13.国家公務員共済組合」「6.国民年金」ですが、前者が設立されたのは昭和37年、後者は昭和23年であり、「6.国民年金」は昭和34年制定→昭和36年施行ですから、該当する言葉自体がありません。

以上の点から考えて、【A】に入る言葉は「9.医療保険」以外はないというのが私の個人的な見解です。

確かに「全国民の3分の1〜被保険者約4,100万人」という文章が当時の人口から考えるとおかしな文章だな、という感じはありますし、問題の原典が約40年前のものだということに驚きを隠せません。こういった文章は事前に見るということは常識的に考えたらありえませんから、こういった問題が出題された場合は文脈の流れから解答を引き出すという訓練もしておいたほうがいいのでは、と思います。


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posted by gogosharo at 18:28| Comment(0) | TrackBack(3) | 社労士試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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