松坂大輔投手のポスティング入札が日本時間の今日(午前7時)に締め切られました。明日にはどの球団が入札できたが判明すると思うので、野球ファンにとっては興味深い一日になるのではないかと思います。
今日といえば、日経新聞の1面と5面に記載されていますが、労働政策審議会が行われ、「自律的労働時間制度」導入案を厚生労働省が提示するということなので、この記事を紹介したいと思います。
(NIKKIE NETより引用)
自由度高い労働時間制、条件付き導入案提示へ・厚労省
厚生労働省は10日に開く労働政策審議会(厚労相の諮問機関)で、労働時間規制を大幅に緩和する「自律的労働時間制度」について健康管理強化などを条件に導入する案を提示する。「労働強化につながる」とする労働組合側にも配慮しながら、多様な働き方に対応できる制度をつくるのが狙い。厚労省は来年の通常国会で関連法案を提出する方向で調整する。
今回、厚労省は論点整理という形で自律的労働時間制度などを導入する案を示す。新制度導入を目指すのは、IT(情報技術)化の進展などを背景に労働時間とそうでない時間の境界があいまいな働き方が増えていることが背景。労働時間の上限などを定め、時間に比例して賃金を支払うことが前提の現行の労働基準法の原則を変更し、多様な働き方に柔軟に対応できる仕組みを目指す。
(引用ここまで)
ただし、新制度を導入する場合は週休2日相当の休日を義務づけ、企業が社員に休日を取らせるように労働基準監督署が企業の監督を強化するといった健康管理の強化を条件にして導入案を提示するようです。この制度はどうしても「長時間労働」が付きまとう可能性が非常に大きいので労働(組合)側は難色を示していますが、健康管理強化について強固に保証するのであれば導入する流れになっていくのでしょうか。
対象社員については、日経連が「年収400万円以上」を条件にしたいようですが、この条件だと普通に勤続年数を重ねればこの年収ラインは簡単に突破してしまいます。年収ラインを広げることで残業代を払わずに済ませたいという魂胆が明らかにこの年収ラインに表われていますが、厚生労働省は年収ラインは厳しくする方針で、その上で労使協議に委ねる方向を考えているようです。
今日の話し合いが明日の新聞等に発表されるので、人事・労務関係者は興味深いというか気になる1日になるのではないかと思います。このブログでも今日の審議会の結果(発表)を投稿したいと思います。
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中小企業にとって年収400万円は決して楽な数字ではないので、これを両方導入されたら中小企業は正直干上がってしまうと思います。
貴重な情報ありがとうございました。会計事務所勤務時代に中小(というよりは零細)企業における社員の年収はある程度把握していたので、もしコメントどおりのことが導入されたら、間違いなく存亡の危機に立たされるでしょうね。