昨日のマイルチャンピオンシップはダイワメジャーがダンスインザムードを抑えて優勝し、秋は毎日王冠・天皇賞と続いて3連勝となりました。マイルチャンピオンシップは関東馬が結構強いイメージがあるのですが、1〜6着が全て関東馬という結果でした。
ところが、今週のジャパンカップウィークは、ダート・カップ共に登録している関東馬はたった1頭・・・。中距離以上の関東馬の駒不足が露になっている現状があらためて浮き彫りになった感じです。
今日は、フジサンケイビジネスアイに載っていた、イトーヨーカドーのパート社員の処遇について書きたいと思います。
(フジサンケイ ビジネスアイより引用)
イトーヨーカ堂 習熟度、意欲に応じパート社員を3区分に
大手スーパーのイトーヨーカ堂は、パート社員の雇用管理区分を仕事の習熟度と本人の意欲に応じて3区分する「ステップアップ選択制度」を来春から導入する。最上位にランクされたパート社員には、売り場マネジャーなど管理者への道を開く。正社員並みに働く意欲のあるパート社員を積極活用するのがねらい。
新たに導入する区分は、(1)管理者になりうる「リーディング・パートナー」(2)一定の技能を取得した「キャリア・パートナー」(3)採用直後の「レギュラー・パートナー」−の3つ。パート社員による自己評価に加え、現場管理者らによる習熟度の評価などを基に判断する。
同社の社員約6万人のうち、パート社員は約3万6500人。現在は厚生年金適用の「週30時間以35時間未満」と、適用外の「週30時間未満」という区別はあるが、雇用管理は一本化されている。
現在、パート社員の管理者は、売り場マネジャー1人とサービスカウンターなどの責任者であるチーフの16人しかいない。すべてのパート社員が同じ管理区分にあることが、原因とみており、3区分のステップアップ選択制度を導入することで、パート社員がそれぞれの希望する働き方を、やりがいをもって選択できるようにしたい考えだ。
ヨーカ堂ではパート社員を「重要な戦力」と位置づけている。意欲のあるパート社員については、管理者など責任ある職務に積極的に登用していく一方で、アルバイトなどと合わせた非正社員比率を現行の77%から、80%程度まで拡大したい考えだ。
(引用ここまで)
イトーヨーカドーに代表される小売業界はパート社員が圧倒的に多く、必然的にパート社員を有効に、かつモチベーションを上げるために働いてもらう活用をしなければ店舗の運営そのものが成り立たなくなってしまいます。よって、いかにしてパート社員に長く働いてもらうかがほとんど永遠の課題になっていると思います。
イトーヨーカドーはその一策としてパート社員を3区分に分けて、キャリアアップしたいのであればその道を開く選択肢を与えるということでわかりやすい、かつモチベーションの上がる区分形態を採用することで優秀なパート社員に長く勤務してもらおうという姿勢がうかがえると思います。
小売業の代表的企業がこのようなパート社員に関する区分制度を導入すれば、他の企業も自社の制度に合うようにカスタマイズして同様の制度を採用していくのではないかと思われます。
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