2007年02月27日

コナカ、労働組合結成のきっかけは「ブログ」

こんにちは、「ゴーゴー社労士」です。間隔があいてしまい申し訳ありません。

昨年にはほぼ全国の高校で必修科目の履修漏れという大問題が発覚して教育現場が大混乱に陥ったことは記憶に新しいと思いますが、私立のみではありますが中学校でも同様の履修漏れが明らかになったようです。もう何といっていいかわかりませんね・・・。

今日は久しぶりに労務関係の話題を取り上げたいと思います。大手紳士服販売のコナカが労働組合を結成しましたが、そのきっかけが「ブログ」なのだそうです。

(asahi.comより)

ブログで団結、労組結成 紳士服大手「コナカ」

 インターネットのブログでのやり取りをきっかけに、紳士服大手「コナカ」(本社・横浜市)に今月、初の労働組合が誕生した。全国の店舗に散らばる社員らが、労働条件の不満を書き込むうちにブログで「団結」。会社に改善を求めようと話が進んだ。サービス残業や休日出勤の是正などを求めていく。

 組合は「全国一般東京東部労組コナカ支部」。茨城県の店舗に勤める25歳の副主任が委員長に就き、書記長は他店の同僚が引き受けた。

 発端は1年ほど前。NPO法人「労働相談センター」(東京都葛飾区)に、コナカでの長時間労働などを訴える匿名の手紙が相次いだ。同センターはブログで、具体的な事例を寄せるよう従業員と家族に呼びかけた。

 ぽつぽつと書き込みが始まった。「休みを少なくするのが、会社のやる気のバロメーター」(ハンドルネーム・現役店長)。「体がもちません。退職しかないのでしょうか」(同・社員)

 組合の委員長になった渡辺輝(ひかる)さんも、相談先を探してブログにたどり着いた。朝8時半に出勤し、閑散期でも夜8時半、繁忙期には9時、10時まで働く長時間労働や、残業代の制限、有給休暇が取りづらいことなどに疑問を感じていた、という。

 ブログを通じて全国に同じ気持ちの仲間がいることを知り、組合を作って職場の改善を求めることにした。「文句や陰口で終わらせたくない。仕事が好きで将来は店長になりたい。長く続けられるいい職場にしたい」

 今月2日、労組結成をブログで報告すると、激励が並んだ。「未来は私たちで切り開いていきましょう」「参加する決心がつかない。でも応援してます」。会社にも労組結成を通告、来月初めに初の団体交渉が実現する見通しだ。

 コナカ人事部は、長時間労働の実態は把握しておらず、調査中という。「団体交渉には真摯(しんし)に対応したい」としている。

(ここまで)

上記引用記事のNPO法人「労働相談センター」が開設しているブログでコナカの社員が書き込みを行っていくうちに次第に労働組合結成の機運が高まっていき、実際に労働組合を結成するに至ったという流れのようです。当然ながら非常に珍しいケースであると思います。コナカの社員とはいっても一度も見たことのない(と思われる)人たちが匿名で書き込みをしていくうちにそういう機運が高まっていったということで、ブログもまだまだ捨てたものではないな、と思いました。

今後もブログがきっかけで労働組合が結成される事例は出てくるのかというと不透明な部分はあるでしょうが、実際に事例ができたということでその可能性はないとはいえないと思います。あとは労働組合結成後の団結力をつけて、この流れが一過性のものにならないようになってもらいたいものです。


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posted by gogosharo at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 労務関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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