日本時間の昨日からメジャーリーグも本格的に開幕し、国内外問わず野球の結果に一喜一憂する日々が10月まで続くことになります。私も最近野球観戦はご無沙汰となっているので、今年こそは何とか時間を作って野球観戦を楽しみたいものです。
今日の読売新聞のウェブサイトに年金に関する記事が2件記載されていましたが、ここではそのうちの1件=社会保険庁による年金記録紛失を取り上げようと思います。
(Yahoo News−読売新聞より)
社保庁、年金納付記録を紛失…86人分、領収書で発覚
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070404-00000001-yom-soci
社会保険庁が、自営業者などが支払ったはずの国民年金保険料の納付記録86人分の一部を紛失していたことが、明らかになった。
このほかにも、加入者が「保険料をもっと支払ったはず」として記録の訂正を申し立てた人数が、過去6か月余りで1万7204人にのぼり、社保庁が記録を紛失したケースが多数含まれている可能性がある。社保庁のずさんな記録管理が問われそうだ。
社保庁は昨年8月21日から、加入者からの記録に関する相談の特別受け付け体制を実施中。納付記録の紛失は、12月末までの約4か月間に寄せられた相談の中から見つかった。
紛失していたのは、1962年から89年までの間に自営業者などが払った保険料納付記録の一部分。加入者本人は領収書などを保管していたにもかかわらず、最長で2年分(年額約4万円の年金に相当)が社保庁のコンピューターに残っていなかった。社保庁は記録を訂正し、本来の年金額が支給されることになった。
(ここまで)
現在は昔と大きく違って年金の受給記録の確認がネット照会などといった選択肢が広がったが故の出来事(引用記事にあるもらい忘れや記録訂正)でしょうが、引用記事の例では国民年金保険料を支払った領収証(領収書)が決め手になって記録漏れが見つかったわけですが、年金加入者全員が全て年金の加入記録(の決め手になるもの)を記録・保管しているわけではありません(そのほとんどが社会保険庁に丸投げしているはず)ですから、社会保険庁としても過去のことではあるけれどもしっかりしてほしいものです。今回に限らず年金の請求漏れ・記録漏れは出てくると思いますが・・・。
年金受給(予定)者側も「記録漏れがあるのでは?」と思ったら、今回の例のように決め手になるものを保存しておくか、オリジナルの履歴書を作成して「この会社に何年勤務していた」というような記録をしておくと年金記録について「これはおかしい」という判断の基礎になりますから、作成することをお勧めします。
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