2007年06月12日

年金記録漏れと審査請求

こんにちは、「ゴーゴー社労士」です。

年金の記録漏れと関連して、5年の時効停止を特例措置として解除し、記録漏れが判明した場合には5年をさかのぼって支給するという特例法案が現在国会(参議院でしたっけ?)で審議中ですが、それに関連するかもしれない記事が載っていたので紹介したいと思います。

<年金記録不明>国のミス認め時効停止 22年分支給例も(Yahoo News―毎日新聞より)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070612-00000004-mai-soci

年金記録の不明問題を受け、年金時効停止法案が国会で審議されているが、これまでに社会保険審査会が国のミスを認め、過去22年分の年金約1160万円の支給が認められたケースがあることが分かった。同様に記録ミスで年金が受け取れない人たちは「ミスをしたのは社保庁なのに時効を理由に支払わないのはおかしい」と憤っている。

 社会保険審査会は99年2月、山梨県内の当時85歳だった女性(故人)に、75年9月から22年分の未支給の年金全額を支払う決定をした。女性は厚生年金・国民年金保険料を通算10年以上払っており、当時の受給要件を満たしていたが、社会保険事務所が最後の勤務先の5年分のみを加入期間と誤認。保険の途中脱退者とみなして、75年11月に脱退手当金4万円弱のみを支給していた。

 女性側は98年に審査請求し、時効とならない92年以後の5年分約360万円の支給が認められた。さらに再審査請求で、社保事務所のミスのため「時効は進行しなかった」と、75年9月〜92年5月の約800万円も認められた。

 代理人の社会保険労務士は「国のミスで時効停止するという判断は、記録の消失や不明問題も同じ。法律がなくても運用で時効をさかのぼれる」と主張する。

(以下省略)

ちなみに省略した後の記事文は再審査請求は認められたものの通常通りの時効分(5年分)しか遡及受給が認められなかったために訴訟を起こしているようです。社会保険審査会でもその時効をめぐる解釈の仕方は違うのかな、という感じがします。

また、現在年金記録漏れについて「総務省」内に弁護士や社会保険労務士などで組織する第三者委員会というものを設置するようですが、そこで救済されなければ引用記事どおりの審査請求→再審査請求(場合によっては訴訟)という形になっていくのでしょうか。さらに引用記事では「代理人の社会保険労務士」と記載されています。つまり、運がよければ社会保険労務士のビジネスチャンスにもつながるのかもしれませんが、どうでしょうか。
posted by gogosharo at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 年金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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