2007年07月03日

私が遭遇した年金記録漏れのケース(その2)

こんにちは、「ゴーゴー社労士」です。

「私が遭遇した年金記録漏れのケース」の第2回目を書こうと思います。昨日は「老齢基礎年金」の裁定請求が来たものの厚生年金の記録がないのはなぜ?ということで年金番号を統一していないことによる記録漏れでは?という可能性を予測して社会保険事務所へ行ったことまでを書きましたが、その続きです。前回の詳細を下記にリンクしておきます。

私が遭遇した年金記録漏れのケース(その1)

管轄の川越社会保険事務所へ行きました。年金の記録確認については原則として本人が行くことになっていますが、委任状を用意することで代理の人でも記録確認ができることになっています。なお、代理人の場合は委任状に加えて「代理人の身分証明書」が必要になります。私の場合は社労士証票を提示しましたが、社労士証票でも身分証明になります。川越社会保険事務所の場合は年金に関する窓口が国民年金・厚生年金それぞれの適用課と年金相談コーナーに分かれており、前者の場合は委任状は書式不問で後者の場合は専用の委任状が必要になります。おそらく各社会保険事務所で委任状の運用は異なると思われるので、代理で行く方は事前に確認しておいたほうがいいでしょう。今回記録確認してもらったのは前者のほうでした。

窓口へ依頼者の裁定請求のコピーを持っていき、年金手帳計3冊も提示して「おそらく記録漏れの可能性が高いのですが・・・」と私が言ったところ、職員から渡されたのが年金番号統一に関する書類で、これに基礎年金番号と複数所有している年金番号を記入することでバラバラであった年金番号を統一してもらいました。

記録確認の結果ですが、やはり年金番号を統一していないことによる「記録漏れ」でした。当初のターンアラウンド用裁定請求書に記載のあった年金記録は国民年金の約350ヶ月分しかなかったのが、年金番号を統一することによって国民年金設立当時の記録約1年分と厚生年金の記録約100か月分が加わって約460か月分の国民年金納付記録になり、当然ですが過去5年分の特別支給の老齢厚生年金と老齢厚生年金も受給できる年金記録になったわけです。「記録漏れ」の約「5千万分の2」が解決したことになります。

なお、年金記録の確認がスムーズにいったのは、依頼者が厚生年金の記録=どこの会社にどのくらい勤務していたのかということをほぼ正確に把握していたことです。ちなみに、全て記録にあり、合致していました。これは非常に助かりました。もちろん今回のケースが全てではないので、そういう場合は「総務省」に設立されたばかりの第三者委員会に申し出る必要があります。

年金記録確認します 総務省中央第三者委が都内に事務室(Yahoo News―フジサンケイ ビジネスアイより)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070703-00000004-fsi-bus_all

ということで今月から第三者委員会が機能しますから、記録の証拠がない・あいまいであるという方はぜひ申し出ることをお勧めします。実際の判断基準がどのようになるのかは不透明な部分がありますが・・・。なお、実際に申し出る場所は各都道府県の「行政評価事務所」であって「社会保険事務所」ではありませんのでご注意ください。
posted by gogosharo at 10:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 年金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 手続き参考になります。
 明日、私も社保事務所に行く予定です。
 
 今回で解決したのは、2/5000万ではなくて、110/5000万件ではないでしょうか。
 一回の支払いを1件とカウントしているはずなので・・・・
Posted by たきもと at 2007年07月03日 18:10
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