2007年01月28日

パートタイマーへの厚生年金適用は限定的!?

こんにちは、「ゴーゴー社労士」です。

昨日は柳沢厚生労働大臣の講演における「年金保険料は払い損にならない」ということを取り上げましたが、何とその講演で不適切な発言をしていたことが明らかになってしまったようです。昨日の投稿では「年金が払い損になる」と言ってしまったらそれは失言であることを書きましたが、それと同レベルの不適切な発言であり、その不適切な発言も撤回はしたものの国会における野党の追及のネタになってしまいました。大臣という立場にある以上、その発言によって自分の立場を苦しくしてしまうのはわかっているはずですから、もう少し自分の発言には注意してもらいたいものです。

今日も年金について取り上げます。今国会で提出する予定のパートタイマーの厚生年金の適用拡大に関する厚生年金保険法の改正法案ですが、最初は限定された人が対象になるようです。

(NIKKEI NETより)

厚生年金パート適用、当初は20―30万人に限定も
 厚生労働省は27日、パート労働者への厚生年金の適用拡大を当初は20万―30万人程度に限る方向で検討に入った。流通業界などが猛反発しているうえ、与党の間にも慎重論が多いため。労働時間は現行の「週30時間以上」から「週20時間以上」に広げるが、勤続期間や月収などで別に基準を設け、対象を絞り込む。基準は与党に複数案を示して調整する考えだ。

 安倍晋三政権はパートへの年金適用拡大を、再チャレンジ政策の目玉にする考え。今通常国会に厚生年金法の改正案を提出する方針だ。ただ、保険料負担が増える経済界などが反対しており、与党には参院選を控えて拡大を急ぐべきではないとの声が強まっている。

(ここまで)

パートタイマーとはいっても文字通り週20〜30時間で働いている人から正社員と同様フルタイムで働いている人まで多種多様の働き方をしていますから、どういう基準で適用のラインを引くかということは非常に難しい決定であると思います。ただそのラインを明らかにしないと、提出見送りが濃厚ではあるものの実際にどうなるかは不透明なホワイトカラーエグゼンプションの導入のように異論が出ることは間違いありません。

今国会はどうしても参議院選挙が控えているということもあって、ホワイトカラーエグゼンプションのように選挙に明らかに影響が出そうなものについては見送り論が非常に強い国会になってしまいそうです。パートタイマーの厚生年金適用拡大についても引用記事のように見送り論が非常に強いようです。ただ、何でもかんでも見送りにしてしまうと骨抜きの法案が通ってしまうことにもなりかねず、こちらの方がかえって悪影響を及ぼす可能性があります。今国会における政府の強いリーダーシップを持った国会運営をしていただけるように強く願います。


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posted by gogosharo at 11:29| Comment(0) | TrackBack(6) | 年金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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