2007年01月19日

パートタイマーに厚生年金適用を拡大するのであれば、健康保険も適用拡大を

こんにちは、「ゴーゴー社労士」です。

後で詳しく書きますが、トラックバックの受付を当分の間禁止することを決めました。コメントは通常通り受け付けます(スパムでない限りは)。

今回は、パートタイマーの厚生年金適用を拡大するかどうかという論点に加えて、健康保険の適用も拡大させようという動きの記事を紹介したいと思います。

(NIKKEI NETより)

健保も適用の方針、厚生年金のパートへの拡大で厚労省

 厚生労働省は18日、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)年金部会の作業部会で、厚生年金の適用をパートに拡大した場合には、健康保険も併せて適用範囲を広げる考えを示した。事業主の事務負担が重くなるだけでなく、健康保険組合の財政にも影響を与えるため、適用条件をどこまで合わせるかは同部会で今後議論する。

 部会ではパートの厚生年金加入を増やす方針について、日本フードサービス協会、日本商工会議所などの業界団体にヒアリングした。出席者からは「事業主負担が増えると雇用が失われる恐れがある」「パートの大半は拡大を望んでいない」など、反対意見が相次いだ。

 厚労省は、適用条件を現在の「労働時間が週30時間以上」から「週20時間以上」に広げ、勤続期間や賃金水準、働き方などにも基準を設ける方針。中小企業を適用除外としたり、適用時期を遅らせるなど激変緩和も検討する。

(ここまで)

よく考えてみれば当然の話なのですが、健康保険適用についてはほとんど議論のテーマになっていなかったので、ある意味盲点の議論であったように思います。

現在は、厚生年金に加入するのであれば健康保険も同時に加入することになるのが原則です。資格取得届という用紙がありますが、そこには「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届」と記載されてあります。用紙を実際に見た人もいると思います。ということで、厚生年金に加入することは健康保険にも加入させなければなりません。土建国保のように国民健康保険組合の組合員である場合は厚生年金のみの加入というケースがありますが、原則としてはそういうことです。厚生労働省としてはごく当たり前のことを述べたに過ぎません。

ただ、実際に保険料を負担する企業や健康保険組合などは当然その分の負担が増しますから負担を嫌がるのは当たり前でしょう。引用記事を見る限りではまだ議論のレベルであって法案を作成するかというレベルには達していないようですが、厚生年金のパートタイマー適用拡大に関する法案が成立するのであれば、合わせて健康保険もそのように法案を成立させないと保険料の徴収で不具合が生じます。その点をどうするのか、今後の議論を待ちたいところです。


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posted by gogosharo at 14:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 年金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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