2006年09月18日

失業手当の短期間複数回受給問題

こんにちは、「ゴーゴー社労士」です。

今日、1日限定で吉野家の牛丼が復活したのは皆さんご承知だと思いますが、私の住んでいるところから一番近い(といっても車で25分かかる)東松山でも東京ほどではないにしろ警備員による整理がおこなわれるほど行列ができていました。運がよければ牛丼を久しぶりに食べようと思っていましたが、そのような状況を見て断念しました。段階的に牛丼は復活していくということなので、その機会に回したいと思います。

今日は、失業手当(基本手当)の短期間(3年間)における複数回受給問題が日経新聞の記事に載っていたので、紹介したいと思います。

(NIKKEI NETより引用)

失業手当3年で複数回の受給19万人、厚労省が対策検討

 雇用保険制度の失業手当を3年間で複数回受給した人は受給者全体の3.4%、19万4744人いることが厚生労働省の調べで分かった。うち20歳代が約36%をしめており、失業手当をあてにして短期間で就職と転職を繰り返す若者は多い。

 雇用保険制度では6カ月以上保険料を支払えば、失業した場合に以前の給与の一定割合を失業手当として受け取れる。雇用情勢の改善を受け定職に就く若者を増やすため、厚労省は短期間で複数回受給する人への受給制限など対策を検討したい考えだ。

(引用ここまで)

この引用記事で疑問に思ったのが「失業手当をあてにして〜」という文章です。短期間の複数受給の割合が多い20歳代の若者が手にできる失業手当(基本手当)は倒産などで失業した場合の特定受給資格者でない限り、たった90日分です。会社を辞めた後に待機期間7日間、更に給付制限期間3ヶ月間待ってやっと90日分の受給に入るわけですから、そういう状況を考えると「失業手当をあてにして〜」と言う文章は正直言ってそぐわないと思います。

また、短期間で就職したけれどすぐに辞めてしまうという若者特有の傾向はあるにしても、失業手当をあてにするという計算高い人がどれだけいるか、ということも考慮には入れずに結果だけを書いているようにも思えます。

なるべく長期間働いてもらうために短期間での複数回受給を制限することを考え出したのかもしれませんが、そういうことを考えてもあまり効果がないような気もしますし、失業者側もできることならば失業手当をあてにしたいとは思っていないはずです(受給期間日数が限られているので、日数が終われば結局仕事を探さなければならない)から、「なぜ複数回受給してしまう状況になるのか」ということをよく考えて欲しいし、失業者側もその点を考えた仕事探しをして欲しいと思います。


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posted by gogosharo at 16:05| Comment(2) | TrackBack(4) | 労務関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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