2006年07月12日

暴力団による助成金詐欺

こんばんは、「ゴーゴー社労士」です。

今更ですが、サッカーワールドカップはイタリアの優勝で幕を閉じました。その一方で、フランス代表・ジダン選手のあまりにも寂しい一発レッドカードによる選手生活の幕引きがありました。ただ、イタリアも喜んでいられるのは今のうちだけで、今後はいわゆるセリエAスキャンダルに追われることになります。一体どうなるのでしょうか。

今日は、暴力団による助成金詐欺について書きたいと思います。朝日新聞からの引用です。

(asahi.comより引用)

冬期雇用安定奨励金を詐取、容疑の暴力団組長ら逮捕へ

 北海道や東北地方など積雪地域での冬場の雇用確保のために、国などが事業主に奨励金を出す制度を悪用し、金をだまし取ったとして、北海道警は12日午後にも、北海道網走市の会社社長で山口組系暴力団組長(40)ら4人を、詐欺の疑いで逮捕する。冬期雇用安定奨励金をめぐって摘発されるのは、珍しいという。

 道警の調べでは、組長らは03年12月下旬、北海道労働局に、自社で雇っていたとされる組員らの働いた日数を水増しして申請。数人分の冬期雇用安定奨励金約330万円をだまし取った疑い。組長が働いていたと申請した組員のうち1人は、申請期間に覚せい剤取締法違反の疑いで道警に逮捕されていたという。

 冬期雇用安定奨励金は、積雪寒冷地で建設、林業などを行う事業者に、12月中旬から3月中旬までの間、60日以上雇用すると、1人あたり47万円の奨励金を出す制度。冬場に仕事が激減することを考慮したもの。

 4人のうち、組長ら3人は6月に、網走公共職業安定所に虚偽の申告をし、雇用保険の特例一時金をだまし取ったとして、別の詐欺容疑で逮捕されていた。

(引用ここまで)

冬季雇用安定奨励金の窓口はハローワークのようなので、暴力団の素性を隠して相談に行けばこの助成金に関する情報を得ることは簡単だったのでしょう。このような行為は全くお話になりませんが、我々も気をつけないと助成金や給付金の不正受給を行ってしまうことを注意すべきです。このように一部の不真面目な人間によって助成金の問題が持ち上がってしまうのは非常に困ったことです。

不正受給を行う理由の大部分は「お金が欲しい」これに行き着くと思います。助成金というものは「真面目に雇用環境の制度を整えたことに対するボーナスのようなもの」ですから、お金が欲しいという欲求は絶対に避けることはできないけれども、真面目に雇用環境の制度を整えることを優先するべきなのです。これが「何が何でもお金」になると引用記事のように詐欺・不正受給につながってしまいます。

我々社労士としても助成金をアピールする際には、「あなた(会社)はなぜこの助成金を受給したいと考えているのですか?」という目的意識を明確にするようにお客さん(の予定者)に意識させなければならないと思います。そうすれば「これは怪しい」といった勘も養うことができるのではないかと思っています。


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posted by gogosharo at 18:38| Comment(6) | TrackBack(1) | 労務関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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