2006年06月12日

子育て支援の助成金

こんにちは、「ゴーゴー社労士」です。

今日の日本時間22:00分に、サッカーワールドカップドイツ大会で日本代表がオーストラリア代表との初戦を迎えます。4年前と同じようにかなりの人々がテレビに釘付けになることは間違いありません。私も当然見ます。初戦をどう乗り切るかで今後の戦いが変わってくるので(当然)注目です。もちろん勝って欲しいことは言うまでもありませんが・・・。

今日は「子育て支援の助成金」について書きたいと思いますが、まずは参照記事として日経新聞1面に載っている子育て支援の意識調査について紹介したいと思います。

(NIKKEI NETより引用)

従業員の子育て支援「人材確保に有効」9割・日経調査

 子育てしやすい職場環境づくりは競争力にプラスと考える企業が増えている。日本経済新聞社が仕事と家庭の両立支援について主要401社に聞いたところ、「優秀な人材確保につながる」とする企業が87.7%に上った。支援策を導入した企業では新卒採用の応募が増えるなど波及効果も表れている。優れた人材の争奪が激しくなる中で、子育て支援は企業の競争力を左右する経営課題になってきた。

 少子化対策として企業や自治体に職場環境の整備を求める次世代育成支援対策推進法(次世代法)が施行され1年が経過。当初は育児休業中の代替要員確保などコスト増を気にする企業が多かった。今回調査では「コスト増」懸念は55.3%で、法施行前の昨年2月に実施した前回調査より15ポイント減った。

(引用ここまで)

昨年から次世代育成支援対策推進法という法律が施行されて、この法律では301名以上の従業員がいる企業等で育児休業等の仕事と子育てを両立させる行動計画を策定することを義務づけており、日経新聞1面に記載されている事例は全て大企業での事例を取り上げています。計画を立てないことによる罰則はないものの、計画を立てることによって子育てにやさしい企業というイメージアップを果たしていることも事実だと思います。

ただし、上記の通り、大企業の事例ばかりです。中小企業はどうかというと、300名以下の従業員がいる企業等では行動計画は努力義務で、義務の度合いはかなり落ちます。零細に近いレベルになるとほとんどできていないのでは、と思われます。大企業でもあると思いますが、特に中小・零細企業では育児休業や子育て支援に関する理解というものが得られない・情報が集まらないという傾向があるのではないかと思います。

そこで、今年の4月から中小企業(従業員100名以下)の事業主に対して、育児休業取得者や短時間勤務制度の適用者が出た場合に助成金を支給する「中小企業子育て支援助成金」が創設されました。金額は下記の通りです。

育児休業の場合 1人目=100万円 2人目=60万円
短時間勤務制度の場合 期間・人数により20万円〜100万円

受給するにあたってのポイントを挙げておきます。

(1)次世代育成支援対策推進法にに基づく一般事業主行動計画を策定し、各都道府県労働局に提出しなければなりません。助成金の受給の窓口は21世紀職業財団ですが、その前段階として行動計画を提出する必要があります。窓口が違いますので、ご注意ください。

(2)労働協約・就業規則に育児・介護に関する規程を設けなければなりません。制度上当然ですが、就業規則が制定されていない、就業規則はあるけど育児・介護に関する規程がない場合は新たに制定しなければなりません。当然支給申請の際にチェックされます。

(3)平成18年度〜平成22年度までの期間限定の助成金です。これは以外に盲点だと思います。

これから育児休業等を利用できるようにしたいと考えている中小・零細企業の事業主の方は、この助成金の活用を検討してもいいのではないでしょうか。ただし、他の助成金にも該当するのですが、「お金目当て」で助成金を受給しようとするのは絶対にいけません。必ずシッペ返し(助成金の返還)があるので、助成金の受給を考えている場合は注意してください。


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posted by gogosharo at 11:14| Comment(0) | TrackBack(3) | 社労士業務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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