2006年06月09日

子育て女性起業支援助成金

こんにちは、「ゴーゴー社労士」です。

千葉ロッテマリーンズの名古屋遠征は散々な結果でしたね。3連戦でたった2点しか取れなかったわけですからね・・・。収穫は、3年目の成瀬投手がツボにはまればすごいピッチングをするということでした。交流試合による遠征は事実上終了(雨で流れた甲子園の阪神戦が1試合残っている)しましたから、今日からまた気持ちを切り替えて戦ってほしいものです。

今日も助成金の話になりますが、まずは日経新聞からの記事の引用です。

(NIKKEI NETより引用)

女性の再就職、希望通り正社員は45%・「共同参画白書」

 政府は9日午前の閣議で2006年版「男女共同参画白書」を決定した。子育てのため離職した女性が再就職する場合、希望通り正社員になる割合は45.8%にとどまり、パートや派遣社員などでの就職を余儀なくされていると指摘。仕事との両立をしやすくするための保育サービス充実や働き方の見直しを進めていくべきだと提言した。女性の就業希望者総数は360万人。このうち25歳から54歳までの「子育て期」が245万人に上る。

 ただ女性は出産をきっかけに離職することが多い。第一子が生まれる1年前に有職だった女性が出産後1年半後も有職である割合は23%にとどまる。いったん離職し、出産後1年半後に再就職する女性も13%だ。

 離職すると再就職のハードルは極めて高い。希望通り正社員となれる女性は半数以下。実際にはパート・アルバイト(28.6%)、有期契約社員・嘱託社員(12.6%)、派遣社員(6.3%)といった形態で働かざるをえない状況だ。

(引用ここまで)

出産・子育てによって一時仕事を離れた後の女性の待遇があまり芳しくないことが引用記事から理解できると思います。大企業では育児休業の充実や育児施設の導入などの対策を行うところもありますがやはり少数派であるというのが現状ではないかと思います。そういった恩恵を受けることができるような仕組みをもっと前向きに作っていくことが不可欠になってくると思います。

また、出産・子育て後の選択肢の一環として「起業」することも考えられるのではないかと思われます(決して起業を煽るわけではありませんので、念のため)。起業するには当然お金がかかりますが、そのお金をどうやって捻出するか、あるいは補助してもらうかということが問題になってくると思いますが、4月からこのニーズを満たした助成金が創設されました。「子育て女性起業支援助成金」です。

この助成金の簡単な内容ですが、12歳以下の子供と同居し、雇用保険に5年以上加入していたことのある女性が、有効求人倍率を下回る地域(関東圏だと茨城・千葉・埼玉)に「住所を有」し、起業(法人・個人問わず)後1年以内に労働者を雇用して雇用保険の適用事業所となること、本人が出資をして代表者となること、3ヶ月以上事業を行うことなどを条件に、創業費用や子育て費用等にかかった費用の3分の1(最高額200万円)が支給されます。窓口はハローワークです。

注意してほしいポイントがいくつかあります。

(1)雇用保険に5年以上加入していること
これは雇用保険被保険者証で必ず確認するか、ハローワークで確認することをお勧めします。5年と思い込んでいたら実は4年11ヵ月だったでは泣くに泣けません。

(2)「起業前」にハローワークに「法人等設立事前届」を提出していること
個人であれば開業届等、法人であれば法人登記の前に上記の書類を提出しなければなりません。開業届提出後・法人登記後では受け付けてくれません。

(3)雇用者は雇用保険の「一般被保険者」であること
要するに正社員・正職員を雇わなければダメだと考えておいたほうがいいでしょう。

(4)その他にも支給の申請をする際に事業所の実態を証明するための添付書類が要求されること、事業所への調査が入る可能性があることは他の助成金と共通です。これらに協力しないと審査ができないので助成金が受給できないことになります。

これらの注意してほしいポイントを理解した上で、子育て中・子育て後の起業を考えているのであれば、この助成金を利用することも考えてもよいのではないでしょうか。もっと詳しいことが聞きたければハローワークに相談にいくのもいいし、私も相談に乗りたいと思います。


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posted by gogosharo at 11:32| Comment(4) | TrackBack(2) | 社労士業務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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