2006年05月10日

就業規則の考え方 その3=モデル(雛形)は所詮モデル(雛形)にすぎない

こんにちは、「ゴーゴー社労士」です。

今日は、ニュースレターの作成を終わらせました。なかなかブログのようにはうまくいかず、完成に「3日」もかけてしまいました。作り慣れていないだけに時間がかかってしまいました(といってもニュースレターだけに時間を費やしていたわけではないので、念のため)が、継続していくことでブログのように時間も短縮できるし、クオリティも上がっていくものと信じてこれからもニュースレターを継続していきたいと思います。

今日は「就業規則の考え方」の第3回目です。テーマは「モデル(雛形)は所詮モデル(雛形)に過ぎない」です。

「就業規則の考え方」バックナンバー

その1 「就業規則は校則・学則の会社版」
その2 「全員に周知しないと、意味がない」

その1で就業規則を「校則・学則」に例えて会社におけるルールの必要性を述べて、その2でそのルールは「全員」に周知させないと無意味であることを述べたことで、就業規則の必要性をある程度は理解してもらえたものと思います。そこで就業規則を作成することになれば望ましいのですが、そこで注意してもらいたいのが「モデル(雛形)就業規則」の存在です。

本屋やネット上などで「モデル(雛形)就業規則」は簡単に(有料・無料で)手に入れることができます。就業規則を作成にするに当たっては必ず記載しなければならない事項があることを考慮すると、ゼロから作成するのはかなりの困難を伴うので、記載例を参考にするという観点であれば「モデル(雛形)就業規則」は非常に参考になると思います。

その一方で「モデル(雛形)就業規則」は別の顔を持っています。つまり「モデル(雛形)である以上、万人に知ってもらうことを重要視してるため、個々の事情は一切考慮していない」=「モデル(雛形)は所詮モデル(雛形)でしかなく、それ以上にはなれない」のです。モデル(雛形)就業規則をそのまま利用すること・少し手を加えただけで就業規則を運用するのは「仏入れて魂入れず」の状態で、非常に危険です。

「校則・学則」の回で書くことを忘れてしまったのでここで補足しますが、各学校にはその学校自体のルールがたった一つ存在しているはずです。多少似ているところはあっても完全にそっくりのルールはありえないと思います。会社も同様です。その会社にはその会社だけのルール、かつ会社の実態に沿ったルールを作らなければならないのです。それを「会社の事情を一切考慮していない」「モデル(雛形)は所詮モデル(雛形)でしかない」就業規則で運用してしまうと、間違いなくトラブルになります。なぜトラブルになるのかというと、一度就業規則を作成してしまうと余程の事情がない限り修正ができないからです。そのことを明日のテーマにして書きたいと思います。

就業規則はその会社のルールであるのは今更言うまでもありませんが、一方で会社の経営を行う上での「魂の結晶」でもあります。その「魂の結晶」を「魂の入っていないモデル(雛形)」で済ませてはならないのです。経営者が「魂を込めて」就業規則を作成しないと、そこで働く労働者にも跳ね返ってこないと思います。


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posted by gogosharo at 16:19| Comment(2) | TrackBack(1) | 就業規則 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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