2006年02月08日

最悪な形での個人情報漏洩

こんにちは、「午後から社労士」です。

過去に個人情報(の管理)についての記事を投稿したことがありますが、今回紹介する記事では最悪な形で個人情報を漏洩し、犯罪に使われたという疑いが持たれています。

(Asahi.comより引用)

顧客情報を暴力団に漏洩、容疑でみずほ銀元課長を逮捕

 みずほ銀行の顧客情報を暴力団関連会社に漏出していた疑いが強まったとして、警視庁は8日、同行の元支店お客様サービス2課長で現本店調査役の高橋芳一容疑者(51)=さいたま市緑区三室=を業務上横領容疑で逮捕した。

 組織犯罪対策特捜隊の調べでは、高橋容疑者は新宿西口支店のお客様サービス2課長だった05年2〜3月、同行のホストコンピューターに保存されている638社分の取引情報などを支店の端末機を使って印字し、新宿区内の暴力団関連会社の事務所に持ち込み、横領した疑い。

 また、氏名、住所、生年月日などが記載された個人顧客情報約630人分も同様に横流しした疑いがもたれている。

 特捜隊によると、この会社は、指定暴力団住吉会系のフロント企業とみられ、今年1月に偽造カードによる詐欺事件にからみ社長ら2人が同庁に逮捕されている。リストは同社の金庫に保管されていたという。高橋容疑者は、この社長と数年前に飲食店で知り合ったといい、「社長と相談して顧客情報を持ち出した」と供述しているという。

(引用ここまで)

この記事を見たとき、正直目を疑いました。いわゆるうっかりミスによる個人情報の紛失・漏洩と違って故意に個人情報を、しかも暴力団(関係)に流したわけですから呆れてものが言えません。この個人情報を流した背景は今後の取調べを待たないとわかりませんが、少なくとも「社長と相談して顧客情報を持ち出した」という供述には信憑性が感じられないような気がします。個人情報は大事な会社の資産でもあるわけですから、そんな軽い気持ちで個人情報を流せるわけがありません。

そして、この行為が犯罪につながった可能性が高いわけですから、この行員は現在どういう気持ちでいるのでしょうか。基本的には職場も何もかも失う(可能性が高い)ことになりますから、きっと後悔しているでしょう。

我々士業も、業務上知った情報は士業でなくなった後も絶対に第三者に漏らしてはならないということがそれぞれの士業法に書かれてあるはずです。代表して、社労士の場合を挙げておきます。

社会保険労務士法第27条の2

開業社会保険労務士又は社会保険労務士法人に使用人その他の従業者は、正当な理由がなくて、その業務に関して知り得た秘密を他に漏らし、又は盗用してはならない。開業社会保険労務士又は社会保険労務士法人の使用人その他の従業者でなくなった後においても、また同様とする。

個人情報の管理については、神経質になりすぎてもいいから厳重に管理しなければならないのだ、ということをあらためて思い知らされた今回の事件だと思います。特に私のような個人事業形態の事務所では止める人がいないので、襟を正して業務に望まなければならないと思いました。


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posted by gogosharo at 16:28| Comment(8) | TrackBack(3) | 社労士開業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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